感想のページ(山元健造)
登山口の目の前に広がるブナ林は、実際は2回目だが、
以前に何回も来ていたとの錯覚に陥る。
なんとも不思議な魅力を持つブナの原生林。
トイレを済まし、ブナ林の急登を登る。
道端のイワカガミが、我々を迎えてくれる。
15分ほどの急登で、尾根に取り付く。
登山道の花は他に、
イワウチワ、コブシ、ハンノキ、タカネスミレ、アセビ等が見られたが、
見過ごすぐらいで、お花畑と言うような所はないが、
木々のもえぎ色は、なんとも美しくすがすがし。
約1時間程度で、三国峠に到着、
あいにくのガスで遠くの景色がみられないのが残念。
2人連れの登山者に全員写真をお願い。
太陽の光がさしてきた。
今日の天気予報は、快晴。
我々は、野田畑峠へ目指す。
東へ伸びたルートはしっかりしている。
快適なルートを思いきや、鞍部でルートを見失う。
ルートを探すこと約15分、尾根部にルート発見。
ルートは部分的に分からない所がある。
テープが間違って貼られていることが、見失った原因だった。
後は、今日の昼食場所、野田畑峠まで、特に問題になる箇所もなく到着。
魚釣りの人が1人、食事中に長靴を履いた2人連れが通過。
(この長靴が何故か後で分かる。)
この昼食場所は、由良川源流、ブナの林がなんとも美しい。
さあ食事だ、特性うどんを作る。
食事後、回りの写真を撮る。
緩やかな川沿いを下る。
ルートがほとんど付いていないので、
どこを歩けば良いか分からない。
途中、渡渉を何度も繰り返す。(そうだ長靴だ!)
広い湿原の松尾峠との分岐点で東側へ回り込む。
(これは間違い、西側にルートがあった。)
間違っていることが分かっていても、人間は突き進むことが分かる。
とりあえず、付いていくことにしたが、約10分ぐらい突き進んで、
やはり、川を渡って、ルートに戻ることにした。
水かさが多く、飛び越えるのに、時間がかかった。
しかし全員無事、向こう岸に。
まもなく、長治谷作業所の広場に出る。
満開の山桜の下で、紅茶タイムをとる。
林道から、地蔵峠へ
前回より登山口まで長く感じたが、
ほぼ予想通りの時間で 登山口に戻った。
美しいブナの原生林、由良川源流、急斜面、
少しルートファインテング的な所もあるコースで楽しい一日でした。
又紅葉の秋に行きましょう。
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