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 比良山 山行 (98/07/19)  山元健造



予報は昼から雨、しかし今日の山行終了まで雨が降らず、久しぶりに良い山行が出来た。
今回の山行は集合場所の山科駅で行先を決定、茜会のホームゲレンデ比良山(八雲ヶ原湿原)へ。
イン谷口で降りる。夏休みの初めの日曜日のせいか、人が多い。バスも2台で、20数名がここからスタートする。
この匂い、この風景、この山容、数日前にもここへ来て登った様な気がする。
母がいたころ、山へ行くと言えばこわい顔をしていた。しかし、「比良山へ行く」と言えば、安心した顔をしていた。
何回も何回も、一年を通じて登った比良山。小西源次郎氏と20数年前、雨の中を登り、初冠雪の武奈ヶ岳の美しさに感動したことは今も忘れない。

今日は中村氏、石脇氏とここから八雲ヶ原を目指して登る。曇っているので昨日の様な暑さはないが、やはり暑い!
大山口から谷川に沿って青ガレへ。5年ほど前からこのコースのルートが変わった。堂満からの落石が多いため、安全な沢沿いのコースとなっている。
青ガレで休憩。予定より早いピッチ。
昨秋、この青ガレで落石事故が発生、大きな注意書きカンバンが異様な雰囲気....
前のパーティについてどんどん登って金糞峠に着く。
一気に登った感じで予定より早く着いた。大休憩。
昨夜凍らせていたゼリーパック(オレンジ、グレープ、ピーチ)を3人で分けて食べる。ちょうどよいシャーベット状で、汗をかいた体の要求に合い好評だった。(次の山行にも持って行こう。)
奥の深谷から八雲ヶ原へ。ここから今までと違って静かな山歩きとなった。他のパーティは、中峠から武奈ヶ岳へ行ったらしい。
湿原の中を歩く。ピンクのシモツケ草が緑の中で静かに咲いていた。

キャンプ場で昼食にする。
ソーメンの予定だったがガスで気温が低くなってきたため、ニューメンにする。
中村さんが缶ビールを小屋から買ってきてくれ、飲めない私も少しいただいて乾杯!
昨夜買って入れておいたつもりが入ってなかったり、武器を忘れたり、久しぶりの山行でとまどった。とりあえずサラダを作ったが、あまりうまくなかった。1時間半ほどかかってとにかく腹一杯食べた。

釈迦岳を目指す。風が強い。良く整備された登山道が続く。途中、釈迦岳とロープウェイ駅との分岐点があり、道幅の狭い釈迦岳へ取り付く。約15分で釈迦岳山頂(1060.6m)に着く。
少し休憩。1パーティがヤケオ岳へ。静かな山頂だ。
急峻な道を駆け下りる。ワンゲル道を過ぎた付近で2パーティに出会う。ロープウェイ駅に着いて休憩。ガスから抜け出て琵琶湖が良く見える。今回の山行はここまでガスの中を歩いていたので、琵琶湖が見えてほっとした。

ロープウェイ駅から一気に下山する。
途中、ロープウェイで降りると言っていた4人組パーティも歩いて下山していた。「やっぱり今日比良山へ登って良かった」という満足感をいだいてバスに乗り込んだ。
中村さん、石脇さんありがとう!
次からは山からの帰り、ビヤガーデンに行きましょう!

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