私のスノボーライフ

2019/5/28

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 2006年にSAJスノーボード1級に合格したとき、私は54歳。その時中国語も勉強中で、定年後にスノーボードのインストラクターをやりたい、それも中国語で教えられるイントラをやりたいという気持ちがじわじわっと沸き上がった。イントラ資格を取る近道は?と考えると、JSBA(日本スノーボード協会)で1級を取り、C級インストラクター資格を取るのが早そうだ。ところがJSBA2級を取るのに2シーズン、それからJSBA1級を取るのにさらに2シーズンかかり、やっとC級インストラクター資格を取れたのが2010年、58歳の時だった。さらに欲が出て、SAJスノーボード準指導員の資格が取れたのが2011年、定年退職の1年前だった。

 定年退職後の最初のシーズン(2012-13シーズン)に苗場スキー場で常勤のスノボーイントラをやらせてもらい、最後まで勤め終えたことが自信につながった。その後家内に付いて中国で2013年秋~2017年夏、4年間生活をした時、中国吉林省北大壺スキー場、河北省多楽美地スキー場、黒龍江省亜布力スキー場で中国語で指導するイントラをやらせてもらった。また国内では滋賀県奥伊吹スキー場でイントラをやらせてもらった。中国語のレベルはまだまだ上げる必要があるけど、ひとまずは定年前の夢がかなったというところだ。

 さて、今シーズンは中国黒竜江省亜布力スキー場で始まった。3シーズン前からここのスクールのスキーのイントラにスノボーを教えている。今回は助っ人が加わり、4人で亜布力へ行き、スノボーを楽しんだ。スノボーを通じて中国の若者と交流できるのがとても楽しい。


亜布力スキー場

 そのあとは、6シーズンぶりに苗場で常勤イントラで勤務。スクール内に沢山いるイントラの諸先輩からスノボーの指導方法から滑りの技術までいろいろ教えていただけた。今シーズンはSAJスノーボード指導員も受験した。結果は不合格だったけど、また一つ目標が出来た。70歳までは頑張ってみようという気持ちだ。

 ところで苗場はナイターがあるのがいい。シーズン中はレッスン終了後、よくナイターで滑った。この時先輩イントラが教えてくれたりもする。今はまっているのがコブを滑ること。苗場が営業終了後は隣のかぐらスキー場でコブの練習。まだまだ気持ちよく滑るというところまで行かないけど、上達しているという感覚は持てる。進歩の遅いおじさんだけど、まだまだスノボーを楽しみたいと思っている。ちなみに今シーズンの滑走日数は126日、自己記録を更新した。


苗場スキー場ナイター


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